星や月が光り輝く夜空を眺めていると、それだけで落ち着くことができ、気持ちの良い時間が流れていきますよね。
神秘的なその姿は、そこに存在しているだけで安心できますが、知れば知るほどその魅力はどんどん増していくのです。
この記事では、これから天体観測するときに知っておきたい「星」と「月」について、少し深堀りしてご紹介していきます。
夜空を眺めるとき、肉眼でも十分に楽しむことができますが、星々のきらめきや神々しい月をもっと見たいときは「双眼鏡」が便利ですよ。
見たい大きさに合わせて倍率を変更すれば、星と月の距離感や月表面のクレーターなど、より詳しく知ることができます。
さらに本格的に、細部まで観察を楽しみたいときは、「天体望遠鏡」がおすすめです。
はじめての人やお子さんが興味を持ったときには、リーズナブルな「天体望遠鏡キット」もあるようなので、まずはキットからはじめてみても良いですね。
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天体望遠鏡キットで実際に望遠鏡を作ってみた
夏休みの自由研究は、お子さんだけでなく、親にとっても一大イベント。もしお子さんが星に興味がお有りなら、天体観測(星空観察)に挑戦してみてはいかがでしょうか? とは言っても、「うちには望遠鏡がないし…。 ...
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星について

星の観察の仕方と、星座について少し深堀りたいと思います。
これから天体観察をはじめようとしている方は、今回ご紹介する星から観察し始めてみてはいかがでしょうか。
星の観察
季節ごとの星座は、夜8~9時に真南の真上の夜空に出ています。
星を観察する上では「星座早見盤」を用意しておくのがおすすめです。
星座早見盤を使うと、”どこ”に”どんな星座”が出ているのか把握しながら、星空を観察できるので、目当ての星を見つけやすくなります。
星の色や明るさの違い、時間経過によって星が移動していく様子、方角ごとの星の動きの早さの違いなども観察してみてください。
光が淡い星雲や星団を観察する場合には、月明かりのない日に、空気が澄んでいる観測地へ足を運んでみましょう。
星のおすすめ観察ポイント
・星の色や明るさの違い
・星が移動していく様子
・方角ごとの星の動きの早さの違い
星座の種類
季節ごとに押さえておきたい星座の名称は、以下の通りです。
春の星座
おおぐま座、こぐま座、しし座、おとめ座、うみへび座、うしかい座、かに座
夏の星座
さそり座、いて座、こと座、はくちょう座、わし座、へびつかい座
秋の星座
ペガスス座、カシオペヤ座、アンドロメダ座、ペルセウス座、やぎ座、うお座
冬の星座
オリオン座、おうし座、ふたご座、おおいぬ座、こいぬ座
上記の中に自分の誕生星座の名称が出てきていない方は、自分の星座はどの季節に見られるか、ぜひ調べてみてください♪
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ギリシャ神話で覚える春夏秋冬の8星座
星座がいくつあるか、ご存じでしょうか?答えは88です。本当はもっとたくさんあったのですが、1922年に国際天文学連合で88に定められました。地図も時計も無かった時代、昔の人たちは星座で方角や季節を知り ...
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星座を覚えるときにおすすめのコツ
天体の位置は「火星はふたご座の足元あたりにある」と言い表されることが多いです。
そのため星座を覚えることは、同時に星の位置を把握しやすくなるのです。
1.明るい1等星を目印に覚える
星座には、目印になる明るい星があるので、これを参考にして星座を覚えましょう。

例えばおうし座は、明るい1等星「アルデバラン」が目印になります。
2.12星座を替え歌で覚える
また、替え歌や文章にして覚えるという方法もあります。
12個の誕生星座を覚えるものでは以下のようなものがあります。