立山黒部(たてやまくろべ)アルペンルート

立山黒部アルペンルートでは、標高2450mに位置するホテル立山に宿泊してゆっくり星空を堪能するのがおすすめ。なんと、日本で一番高い位置にあるホテルだそうです。
富山天文学会所属の講師を招いたスターウォッチングも開催されています。
大台ケ原(おおだいがはら)

奈良県と三重県の県境にある大台ケ原は、関西の有名な天体観測スポット。
標高1659メートル。大阪市内から車で約2時間半で行けます。
写真のような天の川を観ようと、多くの天体ファンが訪れます。
大台ケ原ビジターセンターに駐車場や夜でも利用できるトイレがあり、そこから天体観測が可能です。
蒜山(ひるぜん)高原

岡山県と鳥取県にまたがる蒜山。遊園地「ジョイフルパーク」や牧場、ハーブガーデンなどがあり、家族で一日中楽しめるスポットです。
休暇村では流れ星鑑賞会も実施。
大山(だいせん)

実は、星空にめちゃくちゃ力を入れている鳥取県。「星取県」なんてネーミングも。どの市町村でも星空が見えることを売りにしていて、なかでも美しい星を楽しめるのが大山。
星空の下でプロの写真家に撮影してもらえる「星空で遊ぶツアー」が人気です。
海と星空
浄土ヶ浜(じょうどがはま)

岩手県を代表する観光名所、浄土ヶ浜。その名の通り「極楽浄土のような美しさ」からつけられています。そして夜も、「三陸で一番美しい星空が見える場所」として注目されています。
5千200万年前に、マグマによってできた色白の流紋岩が特徴。海、星空、そして奇岩群のシルエットと不思議な景色を楽しめます。
城ヶ島(じょうがしま)

神奈川県、三浦半島の南端にある城ヶ島。都心から一番天の川に近い場所、といわれています。特に、南側は目の前が太平洋なので、光が少なく星がよく見えます。
写真は長い間、波の侵食によって岩肌が削られてできた「馬の背洞門(うまのせどうもん)」です。ぽっかり空いた馬の背洞門の穴からのぞく美しい星空。
写真撮影スポットとしても人気です。
日御碕(ひのみさき)

島根県の星空スポット、日御碕。出雲大社にお参りしたあとは、日御碕まで足を伸ばして星を眺めませんか?
石積みの灯台としては日本一の高さを誇り、「世界の歴史的灯台100選」に選ばれています。
灯台と星を頼りに航海をしていた遠い時代に想いを馳せながら、星空観察してみるのもロマンチックでいいですね。
奄美大島

東京、大阪、福岡、沖縄から直行便が出ており、意外と行きやすい奄美大島。
マングローブ林やマリンパークなど見どころが多く、たっぷり堪能するには3泊くらいが必要。
ぜひ、星空観察をプランに組み込みましょう。
ペルセウス座流星群、ふたご座流星群などもよく見えるので、天体ショーの時期に合わせて行くのもおすすめです。
石垣島

星の観察に適しているといわれる八重山諸島(やえやま諸島)。2018年、西表石垣国立公園が国際ダークスカイ協会の「星空保護区」に日本で初めて認定されました。
また、石垣島は毎年8月頃に「南の島の星まつり」を開催。2月から11月は石垣島の星空浴ツアーも開催されるなど、海だけでなく星空観光も充実しているスポットなのです。
星空観察をしながら日本縦断
今回ご紹介した土地はいずれも、昼間でも美しい絶景スポットとして有名な場所ばかりです。
各地で星空観察を楽しみながら、日本列島縦断してみませんか。
有名な観光スポットはもちろん見どころ満載ですが、昼間に観光して夜はホテルに戻ってテレビを見ながらゆっくり疲れを癒やして……だけではもったいない!
昼間の観光は多くのスポットをまわらずに、ポイントを絞りましょう。
夜に星空観察をするために、昼間のうちは体力を温存しておくのがコツです!
都会ではなかなか見られない、その土地ならではの星空と景色を楽しんでくださいね。